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夫婦の愛を描いた異色の修羅能《通盛》 東京で能のことばを読んでみる会

東京で能のことばを読んでみる会《通盛》

日本の伝統芸能「能」のことば(詞章、謡曲とも)は、和歌や漢詩・歴史など古典文化の宝庫です。でも「難しそう」と能が好きな人でも、「なんとなく」としか分かっていないことも、意外に多いのではないでしょうか。でも、それは「もったいない」と思いませんか?

「能のことばを読んでみる会」は、テーマ曲を定め、一緒にことばを読みながら、能の内容に一歩踏み込み、楽しむポイントを増やすことを目指す会です。

主催者は責任を以て、様々な話題を提供しますが、参加者の皆さんも一緒に読む中で感じたこと、能を見たり、稽古したりする際の、より深く楽しむ「きっかけ」となることを目的に開催しています。


今回、初めて東京で「能のことばを読んでみる会」を開催させていただきます。

取り上げる能は《通盛》 。

寿永3年(1184年)2月7日、越前三位平通盛は一ノ谷の戦いで討死し、同年2月14日、通盛の妻・小宰相は阿波鳴門で入水して果てました。《通盛》は平家の武将・平通盛と愛妻・小宰相の夫婦を主人公とした修羅能です。

修羅能では通常、戦いの中で死した武者の霊を描きますが、夫婦の一緒の霊が、しかも妻のゆかりの地(阿波の鳴門)に現れるのは、修羅能の中では、この《通盛》のみ。
元になった『平家物語』とも比べながら、平家一門の夫婦の悲話を一緒に読んでみませんか?

詳細

「東京で能のことばを読んでみる会」《通盛》

【日時】
令和6年(2024年)11月29日(金)18時~(2時間を予定)

【会場】
会場:四谷地域センター集会室4(東京都新宿区内藤町87番地) →Googleマップ
[地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分 都バス品97新宿駅西口~品川車庫「新宿一丁目」バス停より徒歩1分]

参加費:1,500円

【進行役】
朝原広基(能楽研究者)

【主催】
能楽と郷土を知る会

【申込・問合先】
能楽と郷土を知る会
TEL 090-3969-1608(朝原)
メール info@nohgaku-kyodo.com
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この記事を書いた人

朝原広基

「能楽と郷土を知る会」代表。ネットを中心に「柏木ゆげひ」名義も使用。兵庫県三田市出身・在住。大学の部活動で能&狂言に出会ってから虜となる。能楽からの視点で、歴史の掘り起こしをライフワークにすべく活動中。詳細は[プロフィール]をご覧ください。

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