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さよなら富松薪能 能《敦盛》狂言《梟》解説担当

20251028さよなら富松薪能

兵庫県尼崎市富松町の富松神社で、1980年から奉納が続けられてきた富松薪能。残念ながら、今年10月28日(火)を以て最後となることになりました。

その意味で「さよなら富松薪能」と題された薪能公演にて、能楽と郷土を知る会の朝原が、当日の解説を担当させていただきます。

当日は、大蔵流狂言《梟》と、観世流能《敦盛》のほか、プロの能楽師や、尼崎こども能楽教室・武庫川女子大学能楽部による仕舞も予定されています。

長きにわたって継続されてきた神社での薪能の歴史を閉じる催しです。歴史に立ち会うつもりでご来場いただけましたら、幸いです。

詳細

さよなら富松薪能

[日程]令和7年(2025年)10月28日(火)17:30~
[会場]富松神社境内(兵庫県尼崎市富松町2丁目23−1)→GoogleMap

[内容]
仕舞 尼崎こども能楽教室
仕舞 武庫川女子大学能楽部
火入れ式
挨拶 尼崎市長 松本眞
仕舞《難波》山村啓雄
仕舞《野宮》田中章文
仕舞《善界》今村哲朗
解説 朝原広基(能楽研究者)
大蔵流狂言《梟》
 シテ:善竹忠重 アド:牟田素之・小林維毅 後見:岡村和彦
観世流能《敦盛》
 前シテ:藤井丈雄 後シテ:吉井基晴 前ツレ:上田宜照・上田顕崇・田中誠士
 ワキ:福王知登 アイ:善竹忠亮
 笛:赤井要佑 小鼓:荒木建作 大鼓:大村滋二
 後見:下川宜長・今村哲朗
 地謡:藤井完治・山村啓雄・田中章文・藤谷音彌

[入場無料・雨天中止]

[主催]さよなら富松薪能実行委員会
[後援]尼崎市、尼崎市教育委員会
[協力](公財)尼崎地域振興財団

この記事を書いた人

朝原広基

「能楽と郷土を知る会」代表。ネットを中心に「柏木ゆげひ」名義も使用。兵庫県三田市出身・在住。大学の部活動で能&狂言に出会ってから虜となる。能楽からの視点で、歴史の掘り起こしをライフワークにすべく活動中。詳細は[プロフィール]をご覧ください。

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