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決めないという選択の罪 第46回能のことばを読んでみる会《求塚》

能のことばを読んでみる会チラシ《求塚》《鐘巻》

日本の伝統芸能「能」のことば(詞章、謡曲とも)は、和歌や漢詩・歴史など古典文化の宝庫です。でも「難しそう」と能が好きな人でも、「なんとなく」としか分かっていないことも、意外に多いのではないでしょうか。でも、それは「もったいない」と思いませんか?

「能のことばを読んでみる会」は3か月に1回、テーマ曲を定め、一緒にことばを読みながら、能の内容に一歩踏み込み、楽しむポイントを増やすことを目指す会です。

主催者は責任を以て、様々な話題を提供しますが、参加者の皆さんも一緒に読む中で感じたこと、能を見たり、稽古したりする際の、より深く楽しむ「きっかけ」となることを目的に開催しています。


46回目に取り上げる能は、会場である芦屋にもゆかりのある能《求塚》です。

美しき菟名日処女(うないおとめ)は、二人の男に求婚され、決めきれずに入水する。だが、その決めないという選択の結果、死後もまた処女は責められるのだった。

決めないという選択は、罪なのでしょうか。原文を読みながら、一緒に考えてみましょう。

(初めて午前《求塚》・午後《鐘巻・道成寺》に分けて同日2曲開催です。)

詳細

第46回「能のことばを読んでみる会」《求塚》

【日時】
令和8年(2026年)2月11日(水・祝)10時~(2時間を予定)

【会場】
会場:芦屋能舞台(兵庫県芦屋市松ノ内町10-16) →Googleマップ
[阪急電鉄神戸線「芦屋川」駅から東へ3分 JR神戸線「芦屋」駅から北へ10分]

参加費:1,500円

【主催】
能楽と郷土を知る会

【申込・問合先】
能楽と郷土を知る会
TEL 090-3969-1608(朝原)
メール info@nohgaku-kyodo.com
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この記事を書いた人

朝原広基

「能楽と郷土を知る会」代表。ネットを中心に「柏木ゆげひ」名義も使用。兵庫県三田市出身・在住。大学の部活動で能&狂言に出会ってから虜となる。能楽からの視点で、歴史の掘り起こしをライフワークにすべく活動中。詳細は[プロフィール]をご覧ください。

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