投稿日:

さんだ狂言子ども教室発表会を開催!8月29日(水)16時~

さんだ狂言子ども教室 発表会

7月25日(水)から始まった「さんだ狂言子ども教室」。その発表会のチラシができましたので、お知らせします。

夏休みの期間、三田天満神社で狂言のお稽古に励んできた子どもたちが、本格的な能舞台で、その成果を披露します!

なお、能楽イラストレーター・Kyoranさん作による「おいでよ!能楽堂」ロゴを使わせていただきました。タイトルの下に入れさせていただいている、狂言装束を付けた男の子と女の子のイラストも、Kyoranさんのイラストです。

開催概要

日時:平成30年8月29日(水)16時開始(開場15時45分、17時ごろ終了予定)
会場:有馬能楽堂(三田屋本店―やすらぎの郷―内、兵庫県三田市武庫が丘)
 神戸電鉄「フラワータウン」駅、神姫バス「フラワータウンセンター」バス停より徒歩2分
主催:能楽と郷土を知る会
協力:株式会社三田屋本店・三田天満神社
後援:三田市 三田市教育委員会 関西元気文化圏 ハニーFM 神戸新聞社 サンテレビジョン
協賛:株式会社三田屋本店株式会社パティシエ エス コヤマ株式会社丹波屋能のことばを読んでみる会真花塾

主な演目:大蔵流狂言《以呂波・いろは》

兄が弟に「いろは」を教えようと思い、「いろはにほへと、ちりぬるを…」と吟じますが、弟は一字ずつ教えてほしいと注文します。兄が「い」と教えると、弟は「灯芯(とうしん)」と答え、イグサ(藺)を引くと灯芯が出ると言います。「ろ」と教えると「かい」と答え、舟には櫓櫂(ろかい)があると言い、「ちり」と教えると、座敷に塵(ちり)があるので、掃き集めて火にくべろと言うような状態。変わったことばかり言う弟の様子に腹を立てた兄は、弟に自分のただ言う通り口真似をするよう命令するのですが……。兄は弟に無事「いろは」を教えることができるのでしょうか!?

※イグサのころを単に「い」とも言い、畳や茣蓙のほか、ロウソクの芯によく使われていました。イグサの別名に「灯芯草」もあります。

入場無料となっております。子どもたちの応援として、多くの方にお集まりいただければ嬉しく思っております。当日のお越し、お待ちしております。

さんだ狂言子ども教室 発表会

この記事を書いた人

朝原広基

「能楽と郷土を知る会」代表。ネットを中心に「柏木ゆげひ」名義も使用。兵庫県三田市出身・在住。大学の部活動で能&狂言に出会ってから虜となる。能楽からの視点で、歴史の掘り起こしをライフワークにすべく活動中。詳細は[プロフィール]をご覧ください。

この記事へのコメントは現在受け付けていません。