玄宗皇帝と楊貴妃の愛情物語の後日談《楊貴妃》 第41回能のことばを読んでみる会
日本の伝統芸能「能」のことば(詞章、謡曲とも)は、和歌や漢詩・歴史など古典文化の宝庫です。でも「難しそう」と能が好きな人でも、「なんとなく」としか分かっていないことも、意外に多いのではないでしょうか。でも、それは「もったいない」と思いませんか?
「能のことばを読んでみる会」は3か月に1回、テーマ曲を定め、一緒にことばを読みながら、能の内容に一歩踏み込み、楽しむポイントを増やすことを目指す会です。
主催者は責任を以て、様々な話題を提供しますが、参加者の皆さんも一緒に読む中で感じたこと、能を見たり、稽古したりする際の、より深く楽しむ「きっかけ」となることを目的に開催しています。
41回目に取り上げる能は、中国史最大の美女・楊貴妃を主人公とした能《楊貴妃》です。
「天に在らば願はくは比翼の鳥とならん地に在らば願はくは連理の枝ならん」
愛する楊貴妃を失った玄宗皇帝は、貴妃の魂の在処を探せと、道教の方術使い(方士)に命じる。方士はついに東海の仙境・蓬莱宮に至るが…。
白居易の漢詩『長恨歌』で描かれた、玄宗皇帝と楊貴妃の愛情物語の後日談をもとに、金春禅竹が能として作り上げた演目です。ですが、前半・後半がない、一場物になっているなど、特殊な点が多々ある能ではないかと思っております。
詳細
第41回「能のことばを読んでみる会」《楊貴妃》
【日時】
令和6年(2024年)10月19日(土)18時~(2時間を予定)
【会場】
会場:芦屋能舞台(兵庫県芦屋市松ノ内町10-16) →Googleマップ
[阪急電鉄神戸線「芦屋川」駅から東へ3分 JR神戸線「芦屋」駅から北へ10分]
参加費:1,000円
【主催】
能楽と郷土を知る会
【申込・問合先】
能楽と郷土を知る会
TEL 090-3969-1608(朝原)
メール info@nohgaku-kyodo.com
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