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マンガ「秋祭りの訪問者」

マンガ「秋祭りの訪問者」

毎年、漫画家の富士山みえるさんにお願いして描いていただいている「三田の歴史と能楽」のマンガ。第9弾です。

今回は、現在の兵庫県三田市の地域に、江戸時代に来演していた能役者が、実は現在の兵庫県加古川市に住んでいたらしいことから組み立てていただきました。原案の朝原が、何回か加古川でも能講座を担当させていただいたこともあり、御縁を感じてのことです。

マンガ「秋祭りの訪問者」

マンガ「秋祭りの訪問者」

今回のマンガの内容には、明確な資料が存在しない部分もあります。ただし、秋祭りの時期に、村々の神社を廻っていた能役者がいたこと[1]『神戸の民俗芸能-灘・葺合・生田編-』(神戸市教育委員会、1976年)所収、「幸王家文書」。や、兵庫県加古川市の平之荘神社の先代の宮司様より、「面掛式」をして回っていた能役者の話を教えていただいたことなどを下敷きにしております。

毎回、断片的な話を、見事なマンガに仕立てていただき、ありがとうございます。

脚注

脚注
^1『神戸の民俗芸能-灘・葺合・生田編-』(神戸市教育委員会、1976年)所収、「幸王家文書」。
この記事を書いた人

朝原広基

「能楽と郷土を知る会」代表。ネットを中心に「柏木ゆげひ」名義も使用。兵庫県三田市出身・在住。大学の部活動で能&狂言に出会ってから虜となる。能楽からの視点で、歴史の掘り起こしをライフワークにすべく活動中。詳細は[プロフィール]をご覧ください。

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