和歌と熊野の霊験を語る巫女《巻絹》 第33回能のことばを読んでみる会
3か月に1回催しております「能のことばを読んでみる会」。
「能のことばを読んでみる会」は、日本の伝統芸能である「能」の演目を一つとりあげ、一緒に、そのことば(詞章)を読むことで、能の内容に一歩踏み込むことを目指す、気楽な勉強会です。
日本の伝統芸能「能」のことば(詞章、謡曲とも)は日本文化の宝庫です。でも、なんだか難しそうで、能が好きな人でも「なんとなく」としか分かっていないことも、意外に多いのではないでしょうか。
主催者の私も同じです。この会をするようになってから、普段どれだけ能のことばを「なんとなく」読んでしまっていることか、感じることばかりです。
でも、それは「もったいない」と思いませんか? 主催者は責任をもっていろいろ話題を提供しますが、参加者の皆さんも一緒に読む中で感じたこと、能を見たり、稽古したりする際の、より深く楽しむ”きっかけ”にできることを目的に開催しています。
今回ことばを読む能は、和歌と熊野の霊験を巫女が語る能《巻絹》です。
都から熊野に巻絹を持ってきた男は途中、音無の天神で和歌を手向けたために遅くなり、朝臣により縛られる。すると音無の明神が巫女に取り憑いて現われ、男のなわを解いてやり、歌の徳などを語り、神楽を舞う。
巻絹は 軸に巻きつけた絹の反物のこと。新年にふさわしく、神楽歌の内容を一緒に読んでみませんか。
詳細
第33回「能のことばを読んでみる会」《巻絹》
日時:令和5年(2023年)1月28日(土)18時~(2時間を予定)
会場:芦屋能舞台(兵庫県芦屋市松ノ内町10-16) →Googleマップ
[阪急電鉄神戸線「芦屋川」駅から東へ3分 JR神戸線「芦屋」駅から北へ10分]
参加費:1,000円
主催:能楽と郷土を知る会
申込・問合先:能楽と郷土を知る会のお問い合わせフォーム、または朝原個人のTwitterのID・facebookのメッセージで、お名前・ご人数・連絡先(電話番号)をお伝えくださいませ。お待ちしております。
第33回能のことばを読んでみる会 巻絹 の参加を申込みます。
宜しくお願い申し上げます。
岡崎 拝
明後日1月28日の「能のことばを読んでみる会《巻絹》」にお申込みありがとうございます。
1名様で受付させていただきます。
当日、芦屋能舞台にてお待ちしております。