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善竹忠重氏 兵庫県功労者表彰について兵庫県芸術文化協会友の会ニュース『すずかけ』より

先日もこのブログに書かせていただきましたが、7月3日「お殿さまが見た狂言」にも出演いただきます善竹忠重氏が、兵庫県功労者表彰(文化功労)を受けられました。

そのことが、兵庫県芸術文化協会友の会ニュース『すずかけ』平成28年6月号に掲載されていましたので、改めてお知らせさせていただきます。

善竹忠重さん(68) 能楽協会神戸支部副支部長(神戸市)=重要無形文化財総合指定を受けるなど長年にわたり狂言シテ方(原文ママ)として活躍するとともに、能楽協会神戸支部副支部長として能楽の普及発展に努め県民文化の高揚に尽くされました。

「狂言シテ方」という言葉は「狂言方」と書くべきところの間違いかと思われますが、ともかく、こうして選考対象となった活動内容を文章にしているものは他に見ないので、紹介させていただきます。

善竹忠重氏についての文章の前後の方の理由の部分と読み比べてみると、「……の普及発展に努め県民文化の高揚に尽くされました」という文章が全く共通しており、文化功労で表彰を受けられた方全員に使われています。

これは行政的な言葉づかいという意味では、「とても正しい」ことなのだとは思いますが、読み物としての面白味には欠けるなというのが正直な気持ちです。

この記事を書いた人

朝原広基

「能楽と郷土を知る会」代表。ネットを中心に「柏木ゆげひ」名義も使用。兵庫県三田市出身・在住。大学の部活動で能&狂言に出会ってから虜となる。能楽からの視点で、歴史の掘り起こしをライフワークにすべく活動中。詳細は[プロフィール]をご覧ください。

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