激しくにらみ合う弁慶と関守《安宅》 第32回能のことばを読んでみる会
3か月に1回催しております「能のことばを読んでみる会」。
「能のことばを読んでみる会」は、日本の伝統芸能である「能」の演目を一つとりあげ、一緒に、そのことば(詞章)を読むことで、能の内容に一歩踏み込むことを目指す、気楽な勉強会です。
日本の伝統芸能「能」のことば(詞章、謡曲とも)は日本文化の宝庫です。でも、なんだか難しそうで、能が好きな人でも「なんとなく」としか分かっていないことも、意外に多いのではないでしょうか。
主催者の私も同じです。この会をするようになってから、普段どれだけ能のことばを「なんとなく」読んでしまっていることか、感じることばかりです。
でも、それは「もったいない」と思いませんか? 主催者は責任をもっていろいろ話題を提供しますが、参加者の皆さんも一緒に読む中で感じたこと、能を見たり、稽古したりする際の、より深く楽しむ”きっかけ”にできることを目的に開催しています。
平家滅亡の後、兄・頼朝から追われる身となった源義経とその家臣たち。加賀国安宅の新関を何とか通過すべく、武蔵坊弁慶と、関守の富樫が激しくにらみ合う。
歌舞伎の《勧進帳》のもとになったことでも有名な、息をつかせない展開と、能の音楽的・舞踊的な面白さが両立した現在能の大曲ですが、そのため、あまり顧みられない文章の内容を今回は読んでいこうと思います。
詳細
第32回「能のことばを読んでみる会」《安宅》
日時:令和4年(2022年)10月15日(土)18時~(2時間を予定)
会場:芦屋能舞台(兵庫県芦屋市松ノ内町10-16) →Googleマップ
[阪急電鉄神戸線「芦屋川」駅から東へ3分 JR神戸線「芦屋」駅から北へ10分]
参加費:1,000円
主催:能楽と郷土を知る会
申込・問合先:能楽と郷土を知る会のお問い合わせフォーム、または朝原個人のTwitterのID・facebookのメッセージで、お名前・ご人数・連絡先(電話番号)をお伝えくださいませ。お待ちしております。
10月15日の「読んでみる会」を申込ます。宜しくお願いします。
10月15日の「能のことばを読んでみる会」にお申込みありがとうございます。1名様で受付させていただきます。