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ひなまつり五人ばやしコンサートin旧九鬼家住宅

ひなまつり五人ばやしコンサートin旧九鬼家住宅

「能楽と郷土を知る会」は2018年度の2回目の活動として、2019年3月31日(日)に、旧九鬼家住宅資料館を会場として、「ひなまつり五人ばやしコンサートin旧九鬼家住宅」を開催いたします。

旧九鬼家住宅資料館は、江戸時代、三田藩の家老職を代々つとめた九鬼家のお屋敷で、今の建物は、明治時代の当主で、鉄道技師でもあった九鬼隆範が、明治9年ごろに建てたものです。

1階は和風ですが、2階はベランダや窓など西洋風のつくりをしている全国でも珍しい建物で、兵庫県の重要有形文化財に指定されています。

毎年3月から4月にかけて、隣のふるさと学習館とあわせて総勢1000体ものひな人形が飾られることは、ひとつの風物詩となっています。

旧九鬼家住宅資料館とひな人形

ひなまつりの童謡に「五人ばやしの笛太鼓」とある五人囃子。実は、能楽の4種類の楽器に、謡(能楽の歌)を加えた編成になっています。

今回の企画は、たくさんのひな人形が飾られる旧九鬼家住宅資料館に、人間の五人囃子がやってきて、演奏を行うというものです。

この機会に音楽として、能楽の演奏をお楽しんでみませんか? 能楽の楽器や能面に触れられる時間も設ける予定です。

開催概要

【日程】
平成31年3月31日(日)13時~/15時~(2回公演)

【会場】
旧九鬼家住宅資料館(兵庫県三田市屋敷町7番35号)

【参加費】
500円

【定員】
30名(各回)

【対象】
小学生以上

【出演】
謡:林本大(能楽師シテ方観世流)
笛:槌矢亮(能楽師笛方森田流)
小鼓:上田敦史(能楽師小鼓方大倉流)
大鼓:山本寿弥(能楽師大鼓方大倉流)
太鼓:中田一葉(能楽師太鼓方金春流)

【開催情報】
主催:能楽と郷土を知る会
共催:旧九鬼家住宅資料館(指定管理者:NPO法人歴史文化財ネットワークさんだ)
助成:兵庫県 県政150周年記念 県民連携事業
後援:三田市 三田市教育委員会 神戸新聞社 サンテレビジョン ハニーFM

【申込・問合せ先】
三田ふるさと学習館 電話・FAX 079-563-5587(10:00~17:00、月曜休館)

ひなまつり五人ばやしコンサートin旧九鬼家住宅

この記事を書いた人

朝原広基

「能楽と郷土を知る会」代表。ネットを中心に「柏木ゆげひ」名義も使用。兵庫県三田市出身・在住。大学の部活動で能&狂言に出会ってから虜となる。能楽からの視点で、歴史の掘り起こしをライフワークにすべく活動中。詳細は[プロフィール]をご覧ください。

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