文化庁 伝統文化親子教室事業の手続きを進める中で
こうべさんだ能・狂言子ども教室を、文化庁の伝統文化親子教室事業として開催するべく、手続きを進めています。
2月に最初の提案書を提出→5月GW明けに一次審査結果発表→その1週間後、二次審査用の申請書が届き、その提出締切は「6月5日必着」。
最初の提案書の時点と、全く社会の状況が変わってしまいましたので、当然計画は立て直しです。
元々が小中学校の夏休み開催予定でしたら、自治体が学校の予定を発表するまで待ってましたが、いつまでも発表されず、「夏休み開催」自体を見直して、夏以降の平日放課後に開催にすることにしました。
講師の能楽師さんたちと打ち合わせや調整を行い、6月3日に昨日何とか完成させて郵便局に持ち込み。締切まで2日間あるので、大丈夫だろうと思っていたのですが、確認したところ、「現在コロナの関係で、遠方への遅配が発生しており、東京だと3日かかるかもしれません」と説明されました。
慌てて速達(+290円)にした上で、事務局に「確かに今日送付したのでお願いします」と電話で訴えました。…余裕をもっての前行動の大切さを痛感中です(汗)
果たして結果は、というと、速達が功を奏したのか、翌日6月4日には無事届いたようです。
申請書は提出できたものの
もっとも申請書に計画は書いたものの、このコロナウイルス騒ぎが続く中、能・狂言子ども教室を開催したとしても、参加者が集まってくれるのか。そして具体的なやり方をどうしようかと、悩みは尽きません。
現実的なところは少人数交代制だろうかと考えていますが、講師の拘束時間が増える一方、一人あたりの指導時間は減りますし。
さまざまなものがオンライン化してはいますが、完全初心者である子どもたちにオンライン稽古は無理だろうと、皮膚感覚的には感じています。…ホンマに困ったもの。
とはいえ、困ってばかりもいられません。まずは行動せねば。
朝原広基 様
Twitterから貴サイトへお伺いいたしました。
記事拝見し、「まずは行動せねば。」に共感すると同時に、ご尽力に敬意を表します。
私共も文化庁の本事業を2015(平成27)年から「親子茶道教室 茶事『杓底一残水』」で受託し続けております。今年度は提案書を提出後、COVID-19の状況を鑑み、提案書取下げ書を作成し提出する直前に、子供達の居場所の報道を受け、実施することにしました。茶道は三密の典型であり、随分考え募集を開始しました。
しかし、今年度から参加人数10名以上を厳格に運用する旨、通知されています。COVID-19対策をすると費用がかさみ、団体としての負担が大きくなります。
COVID-19対策を色々考え、
http://www.oycg.co.jp/hlclub/oyako_chado/2020.html#20200605
で、参加者と一緒に考え進めようと考えています。
はたして、一緒に考えて頂ける方が何人参加くださるか気がかりです。
仰る通り、「まずは行動せねば。」で老体に鞭打ち頑張ってみようと思います。
お互い子供さん方へ伝統文化を継承して頂くために頑張りましょう!!
湯澤秀昭 様
コメントありがとうございます。
私も知り合いの茶の湯の先生が、コロナでお茶は難しい…と仰っていました。
参加人数などの厳しい条件が課せられた年に、こうしてコロナが起こったことで、今までのやり方が通用しない厳しい時代に突入しました。
なんとかやっていきたいとは思いますが…工夫をやめないことに尽きるかと思います。
なんとか開催に繋げたいと思います。よろしくお願いいたします。